珍至梅、オカトラノオ、半夏生と、私の好きな白い花が咲きだしました。
靖雄作の根来朱の薬簞笥の前によく似合います。
生け花
日々の花 椿
うっかりと堅いつぼみを切り落としてしまいました。でも元気にほころびはじめました。何ともいとおしい限りです。
日々の花 千両と白椿
新年を代表する花、千両に白椿を添えて自作の花器に生けてみました。
お正月ですね。
日々の花 百日草
義父の得意だった意匠が百日草でした。この花を見ると縁側で蒟醤をしていた姿を思い出します。晩年、楽しそうに作品を作っている様子に、私もいつか出来たらなと思ってやり出したのが最初です。この百日草はちょっと華やかで、昔のとは違っているみたいですけれども。
日々の花 段竹
縞模様が何とも涼しげでさわやかな風が通り抜けるような気がします。河原撫子の花も可憐ですね。
段竹(ダンチク)
別名ヨシタケ。関東南部以西の暖地の海岸域に生育するすることから暖竹の表記も一般的。高さが2〜4メートルにもなり茎は竹のように丈夫でしなやかです。和歌山名産のサバのなれ鮨を包むのにも使われます。
河原撫子(カワラナデシコ)
本州、四国、九州の山野、川原、堤防などの日当たりの良い草地に自生する多年草。別名大和撫子(ヤマトナデシコ)。秋の七草の一つです。葉っぱや種は乾燥させて薬用に使用されています。
擬宝珠の葉
日々の花 擬宝珠
昔々、憧れの東京青山の骨董店「もりた」で手に入れた籠に、生けてみました。
擬宝珠の葉が好きでいろいろな種類のものを育てています。
擬宝珠(ギボウシ)
ユリ科の多年草。日本や中国が原産。
お花もきれいですが、斑入りの葉も美しく、日陰でもよく育つので栽培しやすいのも魅力のひとつです。
花言葉は「落ち着き」「沈静」「静かな人」。
日々の花 銀香梅
名のごとくいい香りと梅のような花をつけます。蕾が可愛いですね。
銀香梅
別名銀梅花(ギンバイカ)。英語名マートル。ドイツ語からミルテ・ミルタスとも呼ばれています。
フトモモ科の常緑低木。地中海沿岸から南西ヨーロッパが原産です。
花が結婚式などの飾りによく使われるので「祝いの木」とも言われています。
日々の花 源平しもつけ
お気に入りの陶器オブジェを見つけました。古い漆の櫂の上に置いてちょっと花を入れてみました。ひとり気に入ってます。
源平しもつけ
バラ科の落葉小低木。原産地は日本、中国、朝鮮半島。紅白の二色が咲くので源平の名がついています。紅の方が少なくて写真では見えていませんが・・・。
(オブジェは下村順子さん作)