中言さん – 中言神社

中言神社も叉「中言さん」で慣れ親しんだ黒江のお宮です。



嵯峨天皇の弘仁3年(813年)紀伊国司が鎮守祭神として八王子の命を祀り、その後文和3年(1354年)中言神社となり、夫婦二柱の神を主祭神として今に至っています。神と人との「中」を執りもつ「こと(言)」の由来通り、子どもの生育成長を守り、家内安全、縁結び、夫婦和合の神として人々に親しまれています。叉、名付けの中言としても有名です。


(撮影:2001年11月)

中言神社
和歌山県海南市黒江931
(073) 482-1199

ご坊さん – 浄国寺

浄国寺(浄土宗本願寺派天王山浄国寺)は海南市黒江、船尾山(天王山)の麓に建ち、昔から「ご坊さん」の愛称で地元の人達に親しまれています。

天文十三年(1544)、黒江橘尾山に建てられていた黒江坊舎を現地(黒江天王山)に寺基が移され以後、昭和八年(1933)五月、本堂方十一間を起工し、昭和九年(1934)十一月、堂宇を上棟、境内南北五十間、東西四十間、本堂、太子堂、太鼓堂、庫裏、客殿、門等の建物を有する黒江唯一のお寺です。

なお、本願寺十世證如上人手造り(天文十九年四月八日)と伝えられる室町形式をもつ見事な枯山水の庭園も現存。

(撮影:2000年11月)

浄国寺
和歌山県海南市黒江976
(073) 482-1293