漆に携わる(伝統の継承)2

今回は漆器の素地のご紹介です。
ご存知の通り漆器の素地にはいろいろなもの(木、竹、金属、陶など)が使われますが、ここ黒江では、土地柄もあって轆轤引き(お椀、花器などロクロで加工したもの)には欅に楠など、板物(お盆、重箱など板状のものを組み合せて加工したもの)には桧材が多く使われています。
最近は需要が少なくなった木地作りですが、今もその木の良さを生かして作り続けている方が居られます。

木地作りのあらまし
(取材ご協力・伝統工芸士、雑賀利夫氏)